以前、こんなニュースを取り上げた記事を書いたんです。
今後ロシアでは、ロシア産のスパークリングワインのみをシャンパーニュと呼ぶことにした、と。
フランス・シャンパーニュ地方のシャンパーニュはロシアではそう呼ばないことにした、と。
そんな中で先日、ワインを買おうとネットサーフィンをしていたら・・・
発見!“噂の”シャンパーニュ!
即ポチ。(どんな味か気になるじゃん!)
マダム・ポンパドール ブリュット
コルクの留め金具にちゃんと書いてありました!
RUSSIAN CHAMPAGNE
原料ブドウはシャルドネ、ピノ・グリ、カベルネソーヴィニヨン。ブドウ自体は有名品種のブレンドです。
凛々しいグレープフルーツ主体の香りに洋ナシやバナナ、レモングラスも混ざる感じでしょうか。
つまり結構エレガントな香り、そして味はほどよい酸味が食欲をそそるスパークリングでした。
甘みもほんのりありました。
普通に美味しかった!
シャンパーニュ地方のものじゃないから美味しくないとかそういうことは決してないので、そこは誤解無きよう。
さてブドウという果物、一般的に北緯南緯とも30度~50度の地域でないと栽培が難しいと言われています。
なぜあんなに寒いロシアでブドウが育つんだ!?という不思議が先に立つので調べてみたんですが、調べてみたら簡単な話でした。
上の写真(コルクの留め金)にもある通り、このワインの産地はファナゴリア(FANAGORIA)地方というエリアなんですけどこの“ファナゴリア”って、
結構南の方にあるんです。
てかロシアってそんなに南の方にも伸びてるんだ!という新発見。しかしでけぇー!
西に目を向けると、フランスやイタリアと緯度が変わらないんですね。
日本のワイン銘醸地・北海道ともほぼ同緯度。
そう言われると、急に美味しいワインがありそうな気がしてきます。
少なくとも良いワイン用ブドウは育つ!ということですね。
ロシアのシャンパーニュ呼称については他国から色々と物言いもついているようですが、
「ロシア(でいうところ)のシャンパーニュ」は結構美味しかった、という気付きを得たので満足!
ロシアのワイン、今後も注目していきたいと思います。
それでは皆さま、本日もよい一日をお過ごしください。