2月に作ったマイナンバーカード。この間初めて身分証明書として活用してみました。
現時点で何が便利になるってわけでもなさそうなんですけど、噂によれば今後保険証や運転免許証の役割を担うとか担わないとか・・・そうなれば財布がスリムになるので、その点助かるかなとは期待してます。
私は脱サラして会社も作って、何かと自分や会社の手続きが増えていく中で “あった方が便利” という結論に達して作ったんですけど、うちの奥さんはカードを作ることに特に興味は持っていなかったんです。
ただ、そんな中で状況を一変させる情報が・・・
結婚して苗字が変わった人でもマイナンバーカードや住民票に旧姓を併記できるようになりました!
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/kyuuji.html
ということは、これを申請してマイナンバーカードをゲットすれば、
旧姓が記された身分証明書が手に入る!
となるわけです。
彼女は仕事を旧姓で続けているので、マイナンバーカードや住民票に旧姓が併記できると圧倒的にいろんなことがスムーズになるんです。(同じような境遇の方、いらっしゃいますよね・・・?)
あとはやっぱり、生きている途中で苗字が変わることのモヤモヤですよね。
(正直、彼女は私の姓に1ミリも愛着がありません。そりゃそーだよね・・・)
うちは結婚した時に私の苗字に合わせてもらったんですけど、それが彼女の本意で無かったことは重々承知しています。正直、もし自分が苗字変えることを考えたら面倒で嫌だったし、日本では男性の苗字に合わせることが多いという慣例に胡坐をかいて合わせてもらったので、旧姓を大事にしたい思いも幾度となく聞いているし、ごもっともだと思っています。
小さな一歩ではあるけれど、身分証明書に旧姓が記されることでほんの少しでもそのモヤモヤが楽になれば・・・というところですね。(苗字を変えた経験のある方、共感頂けますかね。)
じゃあすぐにでも旧姓併記の手続きをしてマイナンバーカードを作ろう!
え!?4月30日までに申請すれば実質5,000円(マイナポイント)が手に入るの!?
じゃあ明日やるしかないじゃん!!
↑これ、4月29日夕方の話です・・・(笑)
ただ、その”旧姓を併記する手続き”は、残念ながらオンラインではできないため区役所に出向かなければならなかったんですね。(※マイナンバーカードの申請はオンラインで可)
とはいえ当日、彼女は在宅勤務ではあったもののスケジュールがパンパンでどうしても時間が取れず。比較的スケジュールに余裕があった私が代わりに行くことになったんです。臨機応変に動けるのは起業者の強みですね。
というわけで私のミッションはこんな感じ。
- 彼女の戸籍謄本を入手する
- 旧氏併記申請書(←正確な名前忘れた)を記入して戸籍謄本と一緒に窓口に提出する
- 旧氏併記の情報がインプットされた状態のマイナンバーカード申請用紙を受け取る
- マイナンバーカード申請用紙を彼女に渡す
文字にするとたったこれだけなんですけど・・・
ここから区役所窓口激混み巻き込まれ奮闘記が始まります。
10:30 区役所到着
連休前(翌日5/1からGW)だから?それともそもそも月末だから?区役所が超絶混雑してました。戸籍謄本をゲットするところまでは問題無かったんですけど、旧氏併記申請書を書こうと係の人に聞いたら新事実が発覚。
これ、本人以外の方が提出される場合は本人が委任状を自筆で書かないといダメなんですよぉ。すみませんけど奥様に書いてもらってきてください。
あ、そうなんですね。わかりました・・・
(そんなことHPに書いてなかったじゃんかーー!!!)
ごねても事態は変わらないことは経験からわかっているのでので、やむなく一旦家路へ・・・
11:30 一旦帰宅
帰宅したら彼女は在宅勤務でWebミーティング中の奥さんの会議終わりを待って委任状を、ついでに旧氏併記申請書も書いてもらいました。
窓口の混雑を考えると少しでも早めに行った方が良いのは明らかだったので、昼食もそこそこに出発です。
さらにさっき区役所に行った時の状況から待ち時間が長くなる予想もついていたので、仕事用PCを持参。
13:00 区役所到着(2度目)
番号札を取りにいったら衝撃の”80人待ち!”
待ち時間の目安を聞いたら”90~120分!”
「ここはディズニーランドかっ!」
と突っ込むのを抑えて、大人しくベンチに座って待つことに。近くに喫茶店が無いことはわかっていたし、仕事用PCを持ってきてホントに大正解でした。
15:00 呼び出し(1度目)
ようやく順番が来て、委任状と戸籍謄本、旧氏併記申請書を提出。
「このあと旧氏併記情報がインプットされたマイナンバーカード申請用紙を発行しますのでもう少しお待ちください」と言われて別窓口へ移動。再びベンチで待ちます。
15:30 呼び出し(2度目)
2度目のお呼びがかかり、ようやくマイナンバーカード申請用紙をゲット!
早々に家路へ。
16:00 帰宅
奥さんに申請用紙を渡してミッション終了。
そのあと彼女は2~3分で申請を済ませていました。
いやぁ、日中ほぼほぼかかりましたけど、もうちょっと色んな手続きに融通効かせてくれたらいいのになぁという感じですかね。(昔に比べればマシにはなっているけれど)
・旧氏を確認するために戸籍謄本を提出せよって言うけれどさ、
・戸籍謄本のデータはそもそも区役所にあるわけだからさ、
・我々がわざわざ発行、提出しなくても区役所でデータ照合してくれればいいのにさ、
・てかさ、これだってオンラインの手続きでやれればさ・・・
など、その夜の夫婦の晩酌は非常に盛り上がりました!
というわけで、もし苗字が変わってモヤモヤしている奥様(旦那様もいるかな?)、少しでも参考にして頂けたらと思います。ちなみに旧姓併記のマイナンバーカードや住民票が手に入ると旧姓併記のパスポートも作れるようです。
こんな記事書いていて何ですが、
本人が申請をする場合は戸籍謄本とって役所に行って申請書提出するだけなので、混雑さえ避けられれば手続き自体はめっちゃ簡単ですよ!
というか、政府も旧姓併記をもっと上手くアピールしたら、マイナンバーカード申請数伸びるんじゃないかと、ちょっと思いました・・・
因みにこの日の晩酌で活躍したワインがこれ。知る人ぞ知るワインです。
イエローテイル シラーズ
オーストラリアの赤ワインで、国内で最も有名なブドウであるシラーズで造られたワイン。普段飲み用オーストラリアワインの定番です。
簡単にいうと赤ワインの中でも濃いめ、スパイシーで飲みごたえのあるワインです。
のどごしは「ガツッと」、舌触りは「ピリッと」、香りは「ブワッと」。ってやつです。
ちなみにシラーズは主にオーストラリアでの呼び名でして、フランスや他地域でいうところのシラー。(ご興味ある方は以前の記事参照ください~)
そしてこのイエローテイル、サッポロビール社が輸入しているワインということで流通量も非常に多いですね。近所のお店のお酒売り場で割と簡単に手に入ると思います。
ちょっとゆっくりまったりしたい夜にちびちび飲むのがオススメ。
個人的には少し口の中でトロッとするような濃い味の食べ物が合うかと。例えばチョコレートとか、レバー串とか・・・
私はおつまみ無し!重めのワインは基本的に寝酒に使います(笑)
よかったらおつまみの組み合わせも含めて、試してみてください。
ちなみにイエローテイルシリーズはシラーズの他にも多くの種類があり入手も難しくないので、他のブドウで造ったワインを飲み比べてみるのも楽しいかもです。
それでは皆さま、本日も素敵な一日を、そして素敵な週末をお過ごしください。
私は明日、長男の運動会に行ってきます。言わずもがな、超絶楽しみです。