窓から見える公園の桜の木には早くも花が咲き始め、いよいよ春の香りが漂う今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日はワインと全く関係の無い話です。スミマセン。
突然ですがタイトルの通り
サポート部門(総務、労務、法務、経理、etc)にお勤めの皆さまに、謹んでお礼を申し上げます。
は?ワインを紹介するブログで何言ってるの?って思いますよね。無理もないと思います。
でも、そんなワインの仕事を通じて最近切実に感じたことを、忘れないうちに書いておこうと思います。お時間のある方はお付き合い頂けたらありがたいです。最後にワインの紹介もありますよ~。
サラリーマン時代、転職を経験しつつも私は全ての会社でそのキャリアのほとんどを営業担当として過ごしてきました。
あくまで一般論で言えば営業はよく目立つ職種です。取引の最前線に立って、会社の利益を外から直接的に獲得してくる仕事。
実際は非常に泥臭く、あまり花形感は無かったですけど・・・
大型契約を勝ち取った瞬間や扱っているモノが新しいお客さんに売れた瞬間など、随所でやりがいを感じることのできる、というかやりがいが目に見えやすい仕事だったように思います。自分の活躍が会社の成績(数字)に直結する。会社の未来は自分の仕事ぶりにかかっている!なんて言ったら大げさすぎますけど・・・
そんな私は昨年起業をし、企業活動に必要なタスクを殆ど一人でこなすようになった、いや、こなさざるを得なくなったのですが、先日、第一期事業年度の終了を迎えたので、
はじめての決算
の手続きをすることになりました。
税理士さんにお願いする会社が多いようなのですが、今期はお金の動きも少なかったのでここは自力でできるだろう、やってみようと思った次第だったんです。現実的に、税理士さんにお願いするほどの余裕も無いし・・・
とはいえ会社員時代、年末調整の書類を担当者に提出するだけで煩わしいことは一切無く、知らない間に色んな控除(←そもそもこの言葉の意味もよくわかっていなかった!!)と計算を経てよくわからないけど適切な納税が済まされる仕組みの中にいた私にとって、個人どころか会社の決算という作業はどのようなものなのか、まったくもって見当がつかないことでした。
- 決算書ってそもそも何を書けばいいの?
- いつまでに済ませなきゃいけないの?
- どんな申告の種類があるの?
- 決算書と申告書って別なの?
- 決算書って、申告書って、どうやって書くの?
- で、どこに出すの?
- 紙に書くの?電子データ?どこで手に入れるの?
- 納税ってどうやってやるの?どこに現金持ってくの?振込みなの?
とにかく「?」マークが脳内を暴れまわる状況の中で、ここ10日間くらい奮闘しています。そして今日もまだ奮闘は続いています。
何が怖いって、初めてなのは勿論ですけどもし決算を間違えて最終的に納税漏れを起こしてしまった場合、待っているのは社会的信用の失墜。
個人も同じですが、特に法人として納税漏れを起こすことは非常にマズいということは私にも何となく想像がつくわけで(そこがルーズだって広く知れ渡ってしまったら取引先もお客さんも敬遠しますよね)、それはもう慎重に慎重を期して色々と調べるわけです。
知識ゼロからスタートしたおかげで、いろんな知識が増えました。
そんな中、ふと思うこと。
正直に言うと私はサラリーマン時代、総務や労務、経理といった間接部門に対して、少しやっかみを持っていました。
自分が営業だったこともあり「お金(利益)を払ってくれるのはお客さん。だからお客さんファーストで会社全体が動くべき」という思想にやや凝り固まっていた私。
それゆえに、主に会社の「中」を向くことに専念して働いている間接部門に対しては「ルールだからとがんじがらめにしないで、会社がもっと利益を上げられるように、製造部門や営業部門に協力的な働き方をしてくれたらいいのにな」と感じることがしばしばあったんです。
しかし今、この思いを撤回、反省したいと思います。
私が営業活動に専念できたのは、縁の下でサポート部門の皆さんが支えておかげなんだなぁと。
決算が、お金や時間の管理がこんなに大変な、そして大事な作業だったとは!!
幸い今期は何とか一人で完結できそうですが、来年以降はどうなることやら・・・不安です。
すべての会社のサポート部門にお勤めの皆さまへ 私はようやく理解しました。 皆さんが陰で支えてくれているおかげで、 組織の全員が各自の仕事に専念できていることを 私はようやく理解しました。 皆さんの仕事には大変貴重な意義と価値があることを。 私は皆さんのことを応援します。 いつもご苦労様です。これからも頑張ってください。 にわか所長より
文字にすると何だか偉そうな書き方になってしまうのが不本意ですが、とにかく声を大にして
ありがとう
を伝えたいということだけはわかって頂けたらうれしいです。
さあ、ここからワインの話ですよ~
もちろん会社によって多少の違いはあるだろうと思いますが、私の経験とイメージでは、サポート部門というのは先に言った通り「内向きの仕事」が多いと思います。
内向きの仕事って意外と大変なんですよね。パソコンと向き合い、数字とにらめっこをし、様々な文書を作成し、他部署との調整事に奔走し・・・
肩、首、腰、凝りますよね?
スッキリしたくなりますよね?
そんな時、お仕事が終わって「ワインでも飲んでスッキリしたいなぁ」と思った人がいたら、ソーヴィニヨン・ブランのワインがおすすめです!
ソーヴィニヨン・ブランは白ワインの中でもスッキリとした味で飲みやすく、後味も爽快。
ちなみにこれ、美味しかったですよ!
ジョンB・ソーヴィニヨン・ブラン。爽快感が印象的だった、南アフリカのワインです。
ヴィノスやまざきさんで購入できますので、ご興味のある方は試してみてください。
それでは週も後半、皆さま良い一日をお過ごしください。
私はまだまだ決算作業、数字とのにらめっこを続けます。