シーズン開幕前から何回も応募してようやくチケットがとれたラグビー・トップリーグ。
コロナ禍で外出予定も立てづらい状況下だったので、久しぶりのおでかけに(特に長男と私が)テンション爆上がりの先週末だったのですが・・・
3月13日(土)
発達しながら通過する低気圧の影響で、雨の強まる所があります。
東海は午前中、関東は昼前後、東北の太平洋側は午後に雨のピークとなる見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨となるおそれがありますので、警戒が必要です。沿岸部は風も強く、横殴りの雨に注意してください。
ウェザーニュースさんより引用 https://weathernews.jp/s/topics/202103/130025/
こういう時の天気予報は当たります。
秩父宮ラグビー場は横殴りの雨。
前日まで1週間くらいずーっと晴れてたのに今日だけ雨。
何とか始まったゲームでしたが前半10分に早くも雷鳴が響き渡りプレーストップ、審判の指示で即座に選手達がピッチを後にすると同時にアナウンスが。
「落雷のおそれがありますので30分ほど中断します」
降りしきる雨と風の中、抱っこ紐に押し込んで昼寝をしている長女に雨が当たらないようにと自分のパーカーもパンツもビッショビショにしながら背筋を丸めて待つこと45分、ようやく聞けた次のアナウンスで
「落雷の危険が収まらないため、本日のゲームは中止と致します。」
なんじゃそりゃあああああぁぁぁぁぁ!!
って一瞬思いましたが、こればっかりは仕方ないですね。
選手だってそんなリスクを背負ってまで試合をしたいはずが無いし、お客さんもそんなリスクを抱えて観たいわけじゃない。命に係わるリスクですから。
昨年も手に入れていたトップリーグのチケットがコロナの影響で中止になったりしてたので非常に残念でしたが、また気を取り直してチケット応募します。
プロスポーツも含めてエンターテインメントというのは命、健康、平穏というベースがあって初めて成立する話だと思います。
記事の構成上強引にねじ込みますけど、ワインも同じですね。
はい。前段が長くなりスミマセン。
というわけでここから本題、ワインの話です。
今日は第7回にわかワイン講座、前回の続きでフランスを知ったかぶる回の後編です。
ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュに続いて今回はその他の有名な産地と特徴的なワインの傾向をつらつらと。
お時間のある方はお付き合い頂けたらうれしいです。
アルザス地方
フランス北東部、ドイツとの国境付近にあるエリアです。
北部なので基本的に寒い地域なのですが、アルザスはとにかく晴れの日が多いので、ブドウ栽培にはもってこいの場所です。
あんなにみずみずしい姿をしていながら意外ですが、ブドウは雨を嫌います。
ちなみにブドウにとって日本は雨が多すぎて、本来であれば栽培が難しい国なんです。
日本のブドウ農家さんの不断の努力には、頭が下がります。
アルザスは白ワインが有名で、特にリースリングから造られたワインが一押し!ドイツなど他国のリースリングは結構甘いワインが多いのですが、アルザスにはキリッとした辛口のリースリングもたくさんあります。
リースリングは食前酒にもオススメ。フレンチレストランに行って一杯目に「アルザスのリースリングを!」なんて言うと、ちょっとカッコいいと思います。
ロワール渓谷地方
フランス西部を流れるフランス最大の河川「ロワール川」に沿ってブドウ栽培地区がたくさんあります。ロワール川の下流(大西洋に面したエリア)にはナントという都市があって、この近辺では鮮魚や貝に合う白ワイン(ミュスカデというブドウ品種が有名)がたくさんあります。
牡蠣にはミュスカデ。刺身にもミュスカデ。
無難かつ王道と言われています。 (^_^)
地図の通り、ロワール渓谷地方は実は国土の中央部まで伸びています。(ロワール川の全長は1,000㎞超!東京~博多と同レベル)なので上流まで行くと殆どブルゴーニュ地方の近くまで届きます。なのでひとえにロワールといってもエリアによって環境がガラリと変わり、中央部ではピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランをはじめ、他のブドウ栽培も盛んです。とはいえ、まずは「ロワールは広くて、下流のナント周辺ではミュスカデが有名」くらい覚えておくと便利かと思います。
ローヌ渓谷地方
南東部、ブルゴーニュ地方の南側で地中海沿岸近くまで南北に延びる地域です。
ローヌはシラーというブドウからできるワインが有名。以前のにわか講座でもご紹介したがっつり濃厚な赤ワインになるブドウです。コンビニの板チョコいや別にコンビニでなくても、板でなくてもいいんですけど要するにチョコレートととっても合います。私も就寝前によく合わせて飲み食いしてます。一日の終わりのゆっくり時間にはピッタリです。
シラーとチョコレートは濃厚×濃厚なので、食後にはきちんと歯を磨きましょう。
というか、そもそも寝る前にチョコレートって・・・
でも美味しいので止められません。(^_^;)
ラングドック・ルーション地方
にわかワイン的には注目の産地です。
国土の南部、殆どスペインとの国境に位置する地域で、ここまでご紹介した地方の中では少し知名度が落ちるんですが、この地域はフランスで最もワイン生産量の多い地域なんです。その量、フランスの全ワイン生産量の40%!なのになぜ日本であまり有名でないかというと、生産されている殆どのワインがデイリーワインだからなんです。
デイリーワインにはっきりとした定義は無いが、手ごろな価格で普段使いできるワインという意味で、いわば高級ワインの対義語。カジュアルワインと言ったりもする。 750ml1本あたり1,500円未満が目安といったところ。この線引きは見解が分かれるところだが・・・
非高級路線です。
近年、フランスの銘醸地のワインはその地名だけで価値が上がってしまう傾向があり、安価で美味しいワインを入手することが少しずつ難しくなってきています。そんな中で比較的安価で買えるのがラングドック・ルーション地方産。品種も赤白問わず様々なものが(他の地域でご紹介した有名な品種もたくさん!)あるので、フランスワインを飲みたい方にはオススメ、というかねらい目です。
というわけで2回にわたってお送りしてきたにわか講座のフランス編、いかがでしたか?
なるべくどなたにも興味を持って頂けるように、あまり深堀しすぎずご紹介させて頂きました。
小ネタも含めてお役に立てたらうれしいです。ご意見やご質問がありましたらお気軽に問合せページからどうぞ。ラグビーの話でもいいですよ!
それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。
私は止まらない鼻水、くしゃみと闘い続けます。
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