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第3回にわかワイン講座 ~ワイン用ブドウの種類・白~

ワイン

昨日は資格試験の授業で東京・渋谷に行ってきました。

渋谷駅近辺の大きなビルの多くはその壁面に大型ビジョンを備えつけていてCM等を流していまり、交差点で信号待ちをしているとたくさんの映像が目に入ってくるのですが、上を見ていたら疲れてしまい、結果的に何も情報が入ってきませんでした・・・。

おそらくあの大型ビジョンにCMを打つにあたっては企業も相当なお金をかけているのだと想像しますが、改めて効果的な宣伝活動の難しさを実感した冬晴れの渋谷でした。(でもいつかうちのワインショップもあそこに広告出せたらカッコイイだろうなぁ。まだ開店すらしてませんが・・・)




さて、今日は第3回にわかワイン講座、白ワイン用ブドウの紹介になります。

ワイン用ブドウの種類は本当にたくさんあって、世界中全て合わせるとその数なんと1000種類以上!「そんなにたくさんあるからワインはわかりづらいんだよ!!」という声が方々から聞こえてきそうですが、もちろん全部覚える必要はありません。というかそもそも無理ですし。(笑)

ソムリエのような資格取得を考えているというのであれば話は変わってきます(そうだとしても覚えるのはせいぜい100種類程度でしょう)が、にわかワイン講座としては「これだけ覚えておけばワインは十分楽しめる」といえる有名なブドウに絞って紹介していきます。そしてその数、私の独断と偏見でたったの3種類!(※赤ワイン用ブドウは別途)

それでは、その3つのブドウについてわかりやすく紹介していきます。専門用語は使いませんので、興味無い方も読んで頂けたらうれしいです。

白ワイン用ブドウ① シャルドネ

シャルドネは白ワイン用ブドウの中では世界中で最も多くの産地で栽培され、またワインとして流通しているブドウです。以前の記事で紹介した世界TOP10のワイン生産国のほぼ全ての国で栽培されています。どこのワイン売り場に行っても、そして(一部の例外を除き)どこのレストランに行ってもシャルドネのワインはあります。

シャルドネから造られたワインは本来クセが少ない(=味も香りもやや薄い)んですが、それゆえに生産国や作り手によって違いが出てきやすいんです。なので実は同じシャルドネで造ったワインでも全く違う味や香りになることがあります

(こんなにざっくりとまとめたら関係者からクレームが来るかもしれませんが)ものすごく簡単に言うと「ヨーロッパよりニューワールド(ヨーロッパ以外の産地)でできたワインの方が味が濃くて甘く感じる」みたいなところです。

一番メジャーなブドウなのに、説明は意外と難しいんです・・・

白ワイン用ブドウ② リースリング

フランス北部やドイツ、オーストラリアなどで盛んに栽培されているブドウで、ビギナーの方にはぜひおすすめしたい品種です!理由は甘いワインが多いこと。つまり飲みやすいんです。ワインをあまり飲まれない方の中には、その渋味や苦味が理由で二の足を踏まれるという方が一定数いらっしゃると思う(私も以前はそうでした!)のですが、そんな方は一度リースリングを飲んでみてください。初めてのワインとしては最適だと思います。

リースリングから始めて舌が慣れてきたら他のワインも試してみる、という流れでワインを楽しんで頂くと、ワインの奥深さにズルズルとハマっていけるのではないかと思います。

白ワイン用ブドウ③ ソーヴィニョン・ブラン

フランス、ニュージーランド、チリが特に有名ですが、南半球のワイン産地ではほぼ全ての国で盛んに栽培されています。

ソーヴィニョン・ブランで造るワインの特徴はとにかくスッキリ!ざっくり言うと「もはやブドウじゃなくてグレープフルーツのお酒なんじゃないの!?」と言いたくなるようなキレがあります。

個人的には夏にキンキンに冷やして飲むのが大好きです。屋外でのBBQやキャンプに最適なワインだと思っています。

超シンプルな ”まとめ”

シャルドネ・・・・・・・・・クセが少ない万能型。ほどよく酸っぱい。
リースリング・・・・・・・・甘いワインが多いので飲みやすい。
ソーヴィニヨン・ブラン・・・柑橘系。フレッシュ!スッキリ!!

まずはこの3種類、この特徴だけ覚えておけば大丈夫です。レストランでもワイン売り場でも、これらはわりと簡単に見つけられると思いますので、よかったら参考にして頂き、お気に入りの1本を探し当ててみてください。

それでは皆さま、一週間お疲れさまでした。どうぞ良い週末をお過ごしください。

次回のにわか講座のテーマは「赤ワイン用のブドウ」の予定です。

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