テイスティングと食品ロス

ワイン

にわかワインブロガー(??)だけでなくワイン屋さんの店長としての顔も持っているにわか所長。

先日、お店の品揃えを充実させるために某インポーター(ワイン輸入業者)さん主催の試飲会にご招待頂き、行ってきました。

仕事で東京都内へ行くのは久しぶり!

たま~にだと、ちょっとテンション上がります!

場所は取引先さんのオフィスにある、400㎡くらいの“大きな会議室”(間仕切りを取り払ったワンフロア分のスペース)

ワインは三方の壁沿いに30~40種類並べてありました。

コロナ禍だともっと賑わうんでしょうけど、1時間ごとに区切り、入場者制限もしていました。

壁沿いにワインを並べてあるのも、対面式にならない工夫ですね。

私が参加した回も、参加者は十数名。

もちろん挨拶や会話(ペラペラしゃべること)も推奨される状況ではないので、

皆さん黙々とワインと向き合ってました。

↑写真はイメージです



さて、私。

最初の数種類は真剣に味をみるんですけど、10種類超えたくらいからだんだん酔いも回ってきて・・・

最後の方はただただ美味しく頂いてしまいました。

というのも!

本来ならこういう時には“吐器(とき)”を使うんです。(←もちろん今回も入場時点で支給されました)

なぜなら、

  • ワインのテイスティング(香りや風味の確認)のためには、グラスにある程度のワイン(50ml程度)を注がなければならない。
  • 注いだワインを全部飲んでしまっては、テイスティング数を重ねると良いがまわり、判断力が鈍る。
  • 従って、少し飲んだら残りは吐くか捨てるかする場合が多い。

今回であれば、入場したらワイングラスと“吐器として使うコップ”を1つずつもらって、次々とワインをテイスティングしていくわけなんです。

↑こんなイメージ

ただ、私は吐器を使うのがどうも苦手。






だっておとうさん、家では長男に対して偉そうに

「作ってくれた人(←食事を作ったしたママorパパではなく、その食材を作ってくれた農家さんのイメージ)に失礼だから、ご飯はなるべく残さないようにがんばるんだぞ!」

「食べる自信が無いときは器に盛る前に少なめにするように言ってね!」

って口酸っぱく言っている(長女はさすがにまだ理解できる年齢ではないので免除)んですけど、

それを思うと、

せっかくワイナリーの人たちが美味しく飲んでほしいと思って一生懸命造ったワインじゃん??

これ吐き出すの・・・?

なんかもったいないよなぁ・・・全部飲んじゃお!

って。



これに関しては誓って、酒好きの言い訳とは違います!!

私が言うとめっちゃウソっぽいけど、ホントに違うんです・・・(T_T)



ワインの勉強をすればするほどわかってきたことなんですけど、

ワイン造りって、思っていた以上に大変なんですよね。

それを知ってしまうと余計に・・・

とはいえ真剣に試飲をするのであれば、やはり吐器を使うことが最善です。(頭ではわかってる)

私もワイン店の店長としてはまだまだ駆け出し。今後そんなこんなにも慣れていかなければ。

皆さんが楽しめるワインをきちんと探せるように日々経験、日々勉強です。

ちなみに、今回いくつか興味深いワインを見つけたので、仕入れを検討しようと思っています。




というわけで、そんなワイン店もよろしくお願いします。

ええ。最後はちゃっかり宣伝です。

恐縮です。



それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。

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