“月ユベ”に学ぶ「推しとの距離感」

ワイン

このブログに何度か足を運んで頂いたことのある方はご存じの通り、所長がかれこれ二十数年応援しているサッカー、イタリア・セリエAのユベントスが・・・

現在、絶不調街道爆走中!!



伝統的に固い守備がウリだったはずなのに、先週のチャンピオンズリーグで0-4の敗戦

チャンピオンズリーグにおいて0-4で負けるのは1957年以来。

全ての公式戦を合わせても0-4で負けるのは17年ぶりです。

今季の国内リーグも14試合終えて早くも5敗目。昨シーズンの最終的な負け数が6敗。ちなみに今シーズンの国内リーグは38試合、あと24試合もあります。正直言って優勝は厳しくなってきました。

一昨シーズンまでセリエA9連覇という前人未踏の快挙を続けていた国内最強チームが、あれよあれよという間に低迷期に突入です。

ユベントス界隈のネットも荒れてます。

ファンの憤怒に、ライバルチームのファンの煽りなど・・・(>_<)



そんな状況にありながら、

私にわか所長、実はSNSの荒れ具合がそんなに気にしてなかったりします。というよりむしろ心穏やかに毎日過ごしています。

それはこのサイトのおかげ。

ユベントスの一部のファンが集う素敵なブログサイトが、日本にはあるんです。

月刊ユベントス - ニュースと愛と笑いをお届けするWeb月刊誌です。
ニュースと愛と笑いをお届けするWeb月刊誌です。

運営者である「編集長」がブログ形式で、ユベントスの試合の前後にはプレビュー、レビュー、独自の採点記事を出したり、試合の無い日は現地新聞記事からユベントスの情報(新戦力獲得の噂だとか怪我人の回復状況とか)を提供してくれている、月刊と謳いながら実質日刊で動いているこの“月刊ユベントス”というニュースサイト。

少し目を通すとわかるんですけどこの「編集長」が少し特殊なスタンスでして、サイト内での選手の呼称はオリジナルのあだ名(初見では訳がわからない!)だったり、不調の選手や監督のイジり、茶化しがだいぶ多めだったりと、これらの側面だけ切り取ると不真面目であまり美しい響きはしないんですが、そのスタンスから想像つかないほど質の高い、というか私が好きなサイトです。


何が素晴らしいかというと、

  • 愛の無いイジりはしない
  • ユベントスの選手であれ対戦相手であれ、侮辱的な言葉は使わない
  • かといって適宜叱咤激励はきちんと書く
  • 絶対に感情的且つ攻撃的な文章を書かない
  • 負けた時こそチームを応援するスタンス
  • というか、負けた時の記事が素敵すぎる

という、世界中のプロスポーツファンに見習ってほしいと個人的には思っている要素がギューギューに詰まっているところ

参考まで、試合に勝った時の記事

【上手くいかない3つの理由を挙げてみた】2021-22シーズン第12節 vs フィオレンティーナ戦 マッチビュー - 月刊ユベントス
ユベントス 1-0 フィオレンティーナ       フアン・クアドラードのゴールで、ユベンティーニの不安を一掃!     &nb...

と、大事な試合に負けた時の記事

【夢を乗せて】2017-18 CL 決勝トーナメント2回戦 2ndレグ vs レアル・マドリー戦 レビュー - 月刊ユベントス
2017-18 CL 決勝トーナメント2回戦 2ndレグ vs レアル・マドリー戦 レビュー pic.twitter.com/bHOjRLkDva — JuventusFC (@j...

を貼っておきますが、負けた試合の記事の方が明らかに熱量が多い!!んです。

私がこのサイトの存在を知ったのは15年以上も昔のこと。当時はもっとおちゃらけてた記憶もありますが、編集長の都合で一度しばらく休刊(休刊の理由が家族、育児というのがまた徳が高い!!)になって、2017年に復活してからは毎日欠かさず拝見して、ユベントスが勝ったには笑顔で記事を読み、負けた日はそのショックを和らげる薬として使わせて頂いています。

このサイトのおかげで、私はユベントスが勝った日は記事内に散りばめられた仕掛けにクスッと笑い、負けた日は穏やかな文章で心を落ち着かせて前向きにほほ笑むことができています。

いつかこの「編集長」にお会いすることができたら、お礼を申し上げたいなと思っています。



この“推し”との距離感というのはとても大切だと私は思っていて、

推しに傾倒しすぎて気が付いたら周りが見えなってしまったり、生活に影響を及ぼすほど感情を揺さぶられてしまうのって、100%否定するつもりはないけれど、どちらかというとちょっともったいない気がするんです。

何事も視野は広く、バランスよく。

この歳になると余計に実感します・・・




実はこれ、ワインにも似たようなところがありまして、SNSなど見ていると

  • フランスワインしか飲まん
  • スクリューキャップは邪道
  • 日本ワインは味が薄くて・・・

といった声を聞くことがあったりします。

嗜好品ですからもちろん「口に合うor合わない」ということはあると思いますが、もし食わず嫌いなのであれば、視野を広げて色々と試して頂けたらなぁ・・・

所長
所長

なお、フランス以外にも美味しいワイン産地はたくさんありますし、スクリューキャップは品質の良し悪しには関係ないですし、そもそも日本ワインは美味しいです。

と、上の文章を書きながら思い立ったので、

最後に、UMAKI STORE←うちのオンラインワインショップに置いている「視野が広がるワイン」をご紹介します。

一番左の“ブラックコテージ ピノ・ノワール”はその名の通りピノ・ノワールというブドウ(あの“ロマネ・コンティ”と同じ種類のブドウ)を使っているんですが、ニュージーランドは注目のワイン産地。歴史は浅いですが醸造技術が高いと言われている国のワイン、注目して頂けたらと。

真ん中は“ヴィニャオンダ・ティント”というスペインの赤ワインですが「モナストレル」というブドウを使っています。これがなかなかパワフルでジューシーなので、若いワインですが飲みごたえはバッチリ!

右は“ブルーマウンテン ピノ・グリ”。カナダ産なんですが、カナダのワインって日本での流通量は結構少ないんです。味わいはずっしり来る重ための白ワイン。高級感すごいですよ!ラベル見ないで飲んだらフランスの高級ワインって言われても納得の感じ。


いかがですか?

少しご興味湧きました??

そろそろクリスマスの準備も始まることですし(←早っ!)、ワインの調達をお考えの方、ぜひお店に遊びにいらしてください!



お店で何を選んでいいかわからなかったら、LINEやInstagramで無料相談お受けします!!




それでは皆さま、本日もよい一日をお過ごしください。

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