本当はボージョレ・ヌーヴォーを取り扱いたかった

ワイン

先週、11月18日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日でした。

基本的には敷居が高い、というかオシャレなイメージがあってなかなか壁を作ってしまう人も多いワインという飲み物ホントはそんなことないんですよー!ですが、この日だけはワインがお酒の主役になる日。

ここから「ワインって結構美味しいんだね!」となって、ワイン好きの方が増えてくれたらなぁと思うばかりです。



さて今月のはじめ、お客さんからこんな問い合わせを頂きました。

「UMAKI STOREでは、ボージョレ・ヌーヴォーは扱いますか?」



そうなんです。うちのお店

を覗いて頂くとわかる通り・・・

今年、UMAKI STOREではボージョレ・ヌーヴォーを取り扱うことを見送りました。

【ちなみにボージョレ・ヌーヴォー(Beaujolais Nouveau)とは】
・フランス・ブルゴーニュ地方南端に位置するボージョレ(Beaujolais)地区で生産される、その年の初秋に収穫したブドウをソッコーで発酵させ、搾り、熟成させずに瓶詰めしたワイン
・もともとは生産者さんが味見をするために作ったもの
・毎年、11月の第3木曜日が解禁日と決まっている
・ヌーヴォー(Nouveau)とは「新しい」という意味
・ブドウ品種はガメイ
・なおボージョレ・ヌーヴォーの輸出先は、日本が世界1位

なおボージョレの位置は大体このへんです。

中央部の…

拡大!

リヨンのちょっと北の…

もっと拡大!!

紫色のエリアがボージョレのワイン産地!





繰り返しになりますが、11月の第3木曜日。おそらく日本では一年のうちで最もワインを飲む人の数が多い日だと思います。

スーパーのお酒コーナーだって、キャッチコピーの是非はさておきボージョレ・ヌーヴォーのためにスペースを確保してくれて。お客さんが「あ、解禁したんだ!」って手に取って何なら同じ売り場にある別のワインも買ってくださったりして・・・。

ワインを売る仕事をしている人間からすると、非常にありがたい日なわけです。

この勢いに乗ってUMAKI STOREもボージョレ・ヌーヴォー売りたかったんですが・・・


ボージョレ・ヌーヴォーというお酒は、解禁日とその直後は売れる可能性が高いんですが、やはり「解禁してからあまり時間が経たないうちに飲んでこそ!」という側面があります・・・よね?

およそ2~3週間くらい経つと、買って頂ける可能性がグンと減ると言われています。

売り時を逃すと長きに渡って在庫を抱えることになる可能性があるということ。

もちろん、大きな会社や大きなお店であれば大量に仕入れ、売り切ることもできるんだと思いますが、UMAKI STOREはまだまだ駆け出しの小さなお店。

1つのワインに割くことのできる資源(仕入れる資金だったり、在庫が占めるスペースだったり)が限られる中で、今はボージョレ・ヌーヴォーに手をかける余裕が無かったのが正直なところです。

所長
所長

恥ずかしい話です・・・

かくしてUMAKI STOREは今年「ボージョレ・ヌーヴォーが置いてないワイン屋さん」となったわけですが、

本当だったら販売したいんです!
だって楽しみにしている人がいるはずなんだから!!



というのが率直な思い。

来年の11月までにはきちんと体力をつけて、大手を振ってボージョレ・ヌーヴォーを販売したい!

そしてあたらしいにわかワインファンを増やしたい!!と、思っています。

所長
所長

中期経営計画の出来上がりです。

ということで、今あるワインを皆さんに楽しんで頂けるよう、これからも精進します。

応援お待ちしています。(ちゃっかり宣伝!)




それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。

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