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第8回にわかワイン講座 ~イタリアを知ったかぶる Vol.1~

ワイン

週末、横浜スタジアムに家族で野球を観に行ってきました。

4歳の長男、まだ野球のルールなんぞわかったものではありませんがスタジアムの雰囲気が好きなようで、当初5回まで見てで帰る予定が結局ゲームセットまで見届けることに。

アフターコロナ初のプロ野球観戦でしたが、入場者数制限に加えてソーシャルディスタンスを保つために1席空きでの着席。荷物を(隣の空いた)席に置けるなどの恩恵もあり、家族連れの立場としては非常に快適に観戦できました。

攻撃の応援歌も録音したものを流していました

ベイスターズも勝ててよかったです。シーズン初勝利おめでとうございます!

熱心なプロ野球ファンでは無いですが千葉で育ち横浜で暮らす私、どのチームが好き?と聞かれればベイスターズとマリーンズが浮かびます。

さて本題へ。

今日は久しぶりににわかワイン講座。イタリア編です。

イタリアワインは奥が深い!!

いろいろ書いたら長~くなります。

なので先に結論を。

にわかワイン的イタリアワイン要点
 ・イタリアは世界最大のワイン生産国である
 ・イタリアでは全国的に(全ての州で)ワインが盛んに造られている
 ・州によって栽培しているブドウ品種が様々なので、覚えるのはめっちゃ大変
 ・イタリアワインをオーダーするときは「店員さんにおまかせ」←私見 

少しずつ掘り下げていきますね。

イタリアは世界最大のワイン生産国

以前の記事でも触れた通り(よかったらそっちものぞいてみてください)、現在世界で最もワインを生産している国は実はイタリアでして、2015年頃から世界一をキープしています。それまでの1位はフランスでした。

2位のフランスや3位のスペインとは現状僅差なので将来的に順位変動があるかもしれませんが、フランスよりも天候に恵まれていたり、高級ワインよりもリーズナブルなワインの造り手が多い傾向があることから、しばらくトップをキープするのではないかと個人的には思っています。

イタリアでは全国各地でワインが造られている

全国各地でワイン生産が盛んなのがイタリアの特徴。これは世界を見渡しても非常に珍しいです。

例えばフランスの場合、あれだけワイン造りが盛んなイメージがありながら、パリより北のエリアでは一部を除き、ワイン生産があまり行われていません。ちなみに日本も全国的に(北海道から沖縄まで)ワイナリーが存在する=全国的にワイン造りが行われている国でもありますが、イタリアと日本では生産量の桁が違います。日本のワイン生産量はイタリアのおよそ280分の1、ワイン界では発展途上国です。頑張れニッポン!

州によって栽培しているブドウ品種が様々

例えば赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨンピノ・ノワール、白ワインならシャルドネリースリングといったようにいろんな国で造られている有名なブドウ品種があります(国際品種って言われたりします)が、イタリアの場合はこれが非常に少ない!

代わりに土着品種(どちゃくひんしゅ)といっていわゆるその国、その場所ならではのブドウ品種が非常に多いので、他の国と同じように「この地域ではこのブドウが有名で~」みたいな感じで全部把握しようとすると頭がパンクします。資格試験の勉強をしていた時も苦労させられました。

試験勉強でもイタリアワインのパートは結構ヤマ張って取捨選択しました・・・

イタリアンレストランでワインを選ぶ時のポイント

そんなわけで、イタリアワインはその場で「これ!」と決めるのが結構難しいんです。

しかし、赤ワインであればイタリアが世界に誇るサンジョヴェーゼという黒ブドウ(赤ワイン)があります。サンジョヴェーゼはイタリア料理(特に温かい料理)なら割と何でも合うので、困ったときにはそれを選ぶと無難です。(イタリアワインを扱うお店であればサンジョヴェーゼのワインはまず置いてあるはずです。)

白ワインが飲みたいときは・・・悩ましいっ(>_<)

カタラットとかトレッビアーノとか色々ありますが率直に言うと、店員さんにおまかせしてしまうのが最善です。料理に合わせてもらうか、好みの特徴やおおまかな値段を伝えて決定を委ねてしまう方が、美味しいワインに出会える確率は上がると思います。ホントに。

家の近くに昔から通っている唯一のお店(イタリアン)があるんですが、イタリア固有のブドウ品種についてそれなりに頭に入っているつもりの私でもそこの日替わりワインリストを見ると、毎度聞いたことの無いブドウ品種を目にします。

そこのソムリエさんが親切なので、いつも「これはどんなブドウですか?」と聞いて勉強させてもらっています。

恥ずかしながら経験もあるんですが、ワイン通を気取って知ったかぶろうとしても難しいんですよね。

繰り返しになりますがイタリアワインは産地が、そしてそれ以上にブドウの種類が本当に多いので、その場その場で新しい出会いを探す、というのも楽しみ方の一つかと思います。

次回の記事では(にわかワインファンとして覚えておくと役に立つ)イタリアの銘醸地や有名なワインの名前などをまとめていきますね。

それでは皆さま、本日もよい1日をお過ごしください。

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