うちの奥さんは紙の新聞を読んでいるけど、私は電子版で新聞を購読しています。隙間時間にスマホで読めて便利ですよ。
なんて言い方をすると何となく、私の方がうちの奥さんより“ちょっとITに長けているイケてる人”に見えると思いますが・・・実情は違います。
“元々は紙の新聞を取っていて奥さんも私も紙の新聞を読みたいんだけど、奥さんの方が仕事上新聞を読む必要性が高い(し、何より彼女はちゃんと読む!)ということから家庭内の争いに負けたものの電子版をセットで契約することができるキャンペーンがあったので妥協して契約した
こんな感じです(笑)
白状すると、そもそも私はそんなにマジメに新聞読んでいません・・・
で、そのたまーーに読んでいる新聞で先日、こんなニュースを偶然目にしました。
素晴らしいニュースですね!!
実は私も自分の長男が産まれた時に2.5か月、長女が産まれた時に3.5か月の育児休暇を取った過去があります。長男の時は当時勤めていた会社で“史上初の男性社員の育休取得”でした。
赤ちゃんって言葉通じないから何考えてるかわからないし、急に泣くからほったらかしにもできないし、うんちが柔らかいからすぐおむつから漏れるし←これは我が子が細身だったせいもあるけど、基本的にはずーっと近くにいて見守っててあげなければならない。合間に自由を満喫するような時間はほぼ皆無。めちゃめちゃ忙しかったのを覚えています。
おむつがえ、寝かしつけ、ミルク・・・あんなに他人(←“自分以外の人”という意味で)のことを一日中ずーっと考えて生きたのなんて初めて。
“自分の時間を労力を徹底的に他者のために使う”という経験を経て、人間としてのスキルが少し上がったような気がしました。
月並みですけどとても充実した期間でしたし、育児に専念する期間を経験することができてよかったです。
で、育休を取った後で気付きを得ました。
もともとは「ママの負担を軽くする、というかうちの場合はママが早めに社会復帰を希望していたのでそれを手助けする(私の育休開始=ママ仕事復帰)」ために育休を取ったんですけど、終わってみると上で書いた通り「とても貴重な経験ができて、何より自分にとって有意義だった」という感覚が残りました。
男性が育休や産休を取る主な理由に
“ママの負担を軽くするため”
というものが挙がることが多い←当初は私もそうだったんですが、それは二次的なものなのかもしれないと思う今日この頃。
“ウン十年のうちの一年、あるいは数か月の間だけでも自分の日常(仕事)から離れて、自分の子供と徹底的に向き合う期間”というものをママだけでなくパパも経験することで、家族のつながりを強め、そんな素敵な家族で育った子供が明るい将来を作っていく・・・みたいな流れができていったら素晴らしいですよね。ママのためとか子供のためというのも結果的に必要だとは思うんですけど、
“パパが自身の経験(≒人生)を豊かにするために産休や育休をとる”
という風向きがもっともっとできていくといいなと思っています。
でも、一方でこんな記事もあるんですよね・・・
周りの理解、これが難しい!(>_<)
特に大所帯の企業や年功序列が幅を効かせる職場の場合は“上司”というと男性が多く、(仕事熱心であるが故に)育児にあまり関わって来なかった人だったりすることが多いんだと思います。また若い世代でも自分にパートナーや子供がいなかったらやっぱりそういう思考になりづらかったり・・・私だって子供が産まれるまではイメージできなかったです。とはいえ長期であれ短期であれ、誰かが休みを取ることに不満を抱いたことは無いですけど・・・
私も育休を取る時に「もしかしたら陰で誰かに何か言われてるかもしれないな」とは思いましたよ。私の場合は職場の評判より我が子の方が大事だという確固たる思いがあったから別にいいんですけど、周囲の目が気になる人もいるでしょうし、そういう職場もあるでしょうし。
理解のある人、職場、少しずつ増えることを願うばかりです。
何か自分にできることはないだろうか・・・
とりあえず私も四十手前。友人知人もそれぞれの仕事場で部下を持ったりちょっと偉くなったりしつつあるので「男女問わず子育てに手数と時間をかけられる企業風土を作っていかないと!」と、飲みの席なんかを使って(!?)伝えていこうと思います。子供は国の宝ですからね。
そのためには早く飲みに行ける世の中を・・・コロナが終息してくれないといけませんね。
というわけで本日は育児ネタでした。
私の会社も大きくなったら、従業員やその家族の幸せをしっかり考え、それを叶えられる会社でありたいなぁと思います。
大きくなってから言えー!そうだそうだー!!
それでは皆さま、本日もよい一日をお過ごしください。
コメント
[…] 先日書いた男性の産休についての記事で私が過去に育休を取ったという話を書いたんですが、パパの育休について気になるニュースがありました。 […]