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第6回にわかワイン講座 ~フランスを知ったかぶる Vol.1~

ワイン

昨年一杯でグループ活動を休止したアイドルグループ「嵐」。

もともと私もうちの奥さんも嵐はわりと好きで、ライトな一ファンでした。

どうでもいいけど我々の嵐ファンレベル】
・ファンクラブ会員ではないけれど
・日テレ「嵐にしやがれ」とフジ「VS嵐」は毎回録画して就寝前晩酌時に見てた
・他の出演番組はタイミングが合えば見る程度
・ここ10年、嵐のメンバーが出演するドラマは8割方見てた気がする
・CDは購入したことが無いけど
・シングル楽曲のサビはだいたいわかるかなぁ~    という感じ。



さて、仲良くさせてもらっている保育園のママ友の中に嵐の熱狂的なファンがいるんですが、ふとした会話の流れで私たちが嵐が好きという話をしたところ、かなり積極的にライブのDVDや過去のテレビ番組の録画などを貸してくれるようになりました


おかげさまで今や、子供が寝た後の晩酌のお供はもっぱら嵐のコンサートDVD。活動休止から2ヶ月が過ぎましたがそれを微塵も感じさせないくらい、我が家の時空は歪んでいます。
※先週、我が家では嵐が結成15年を迎えてハワイでライブを開催しました。

で、嵐のコンサートなんですがどれもとっても面白い!

楽曲やダンス、演出がカッコいいのもあるんですが、個人的に感じるのはとにかく5人の仲が良いということ。芸能人ですし本当のところはわかりませんが、少なくとも画面越しにビジネスパートナーにとどまらない仲の良さが感じ取れます。

たとえ大人になっても、仲の良い人たちが同じ方向を向いて楽しそうに活動しているのは、見ているこちらも幸せな気分にするものですね。





「お友達とは仲良くね」




これは保育園に通っている我が子に私がいつも言っている言葉です(小さなお子さんをお持ちの皆さんも日常的に使っている言葉かと思います)が、何気なく使っているこの言葉、歳をとればとるほど、想像以上に大きな意味を持つのだと実感している今日この頃です。







長くなりましたが今日は第6回にわかワイン講座。ここから少しずつ、ワイン生産国のことを紹介していきたいと思います。初回は何と言っても外せない国、ワインといえばフランスです。


以前の記事でもお伝えした通りフランスは世界でも有数のワイン生産国。その歴史、ワイナリーの数、生産地域の多様性、どれをとっても世界トップクラスです。(厳密には生産量、栽培面積、日本への輸出量ともに世界トップではないのですが、それは置いておいて・・・)



ということで、そんなフランスではどこでどんなワインが造られているのか。にわかワインなりにいつもの如く「このくらい知っておけば十分」という観点でご紹介していきます。

フランスと、その他ヨーロッパワイン生産国の位置

有名な生産地

ブドウは腐りやすく、長距離輸送に不向きな果物なので「ワイン産地≒ブドウの産地」です。

フランスはある一定のエリアを除いて、全土でブドウが栽培されています。ワインを飲まれない方でも、ボルドーやブルゴーニュといった地名は耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それがどこにあるのか?また、他にも有名な産地がありますのでそれらをまとめて、フランスの地図に書き込みました。




ハイっ!

黄色文字のところが主な銘醸地

本当は他にもプロヴァンスとかジュラ・サヴォアとか・・・ワイン造りが盛んなエリアがあるのですが・・・にわかワイン的銘醸地としては上の地図のエリアを抜粋しました。

シャンパーニュを除いて基本的にパリよりも南にあることが見て取れます。実はフランスでもパリより北のエリアではブドウがあまり栽培されていないんです。話のネタにどうぞ

ボルドー地方

フランス南西部にある、フランス二大銘醸地のひとつです。

お正月のテレビ番組:芸能人格付けチェックで「100万円のワイン」として登場するワインはここ数年ずーっとボルドーのワインです。

「シャトー・○○」という名前が多く、やたらと地区ごとにワインの格付けがあります。

シャトーというのはワイン業界では「醸造所を持つブドウ園」。つまりブドウを栽培してワインを作る人たち(組織)のこと。


ボルドーの特徴はブレンド。複数のブドウ品種をうまいことブレンドしてワインを作る文化があります。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなど、白ワインはソーヴィニヨン・ブランやセミヨンという品種が使われます。ボルドーは基本的に複数のブドウを混ぜてワインを造ります!

ボルドーの中でも有名なワインが、ボルドー5大シャトー。格付けチェックでも頻出ですので覚えておくと来年以降の格付けチェックがより楽しくなるかと。出ればだけど・・・

  • ・シャトー・ラフィット・ロートシルト
  • ・シャトー・ムートン・ロートシルト
  • ・シャトー・ラトゥール
  • ・シャトー・マルゴー
  • ・シャトー・オー・ブリオン

ビンテージ(収穫年)にこだわらなければ日本のワインショップでも何かしら見つけることはできますが、お値段は軒並み1本10万円レベル。ビンテージや飲む場所次第で100万円クラスに化ける、というところでしょうか。

あとは5大シャトーではありませんがシャトー・ペトリュスという超絶高価なワインがあります。値段はネット検索で簡単にわかりますので、ご興味のある方はググって頂けると・・・しっかり目玉が飛び出ると思います(汗)

ブルゴーニュ地方

国土の中東部に位置し、ボルドーと並ぶフランス二大銘醸地のもう片方です。

かの有名なロマネ・コンティ、またラ・ターシュといった高級ワインの名前はよく知られていますね。

赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネから造られるワインが圧倒的多数。ロマネ・コンティもラ・ターシュもピノ・ノワールから造られる赤ワインです。
ブルゴーニュ地方はたくさんのワインを作っているわけではないけれど高級ワインの比率が大きいので、ブルゴーニュのワインであるということ自体がブランド化している節があります。1,000円レベルで買えるワインもありますが、若干探しづらいかもしれません。
※ボルドーは意外と高級から低価格帯まで手広くあります。

「ブルゴーニュのピノ(・ノワール)が飲みたい」


とか

「ブルゴーニュのシャルドネが飲みたい」

みたいな感じのことをフレンチレストランで伝えれば、もう立派なワイン通です!


そしてブルゴーニュの南側に位置するのが日本でもおなじみボージョレ地区。あのボージョレ・ヌーヴォーのボージョレです。ちなみにボージョレ・ヌーヴォーは赤ワインですが、ピノ・ノワールではなくガメイというブドウからできています。通常赤ワインは発酵した後にしばらく熟成(≒放置)して寝かせるんですが、ボージョレ・ヌーヴォーは発酵したらすぐに瓶詰めする非常に珍しい赤ワインなんです。だからその年の秋に収穫して、11月には日本でも飲めちゃうんです。

シャンパーニュ地方

その名の通りシャンパンの産地です。ドン・ペリニヨンモエ・エ・シャンドン、あるいはF1が好きな方ならマム、007が好きな方ならボランジェといった名前は耳にしたことがあるかもしれませんね。

シャンパンは発泡性ワインですが、シャンパンとスパークリングワインの違い、ご存じでしょうか。

実はシャンパンという呼称は、シャンパーニュ地方で特定のブドウを使用し特定の製法で造られたスパークリングワインにのみ名付けられるものなんです。

例えばイタリア産のシャンパンというものはこの世に存在しませんし、同じフランスでもボルドー産やブルゴーニュ産の発泡性ワインもシャンパンと呼ばず、みんなスパークリングワインと呼ばれます。スパークリングワインの中にシャンパンという特別なカテゴリーがあるというイメージですね。

一つのエリアの名称がそのまま特別なワインの呼称として世界的に通用している・・・フランスワインの歴史の長さを思い知らされますね。
ちなみに、シャンパンをはじめとする発泡性ワインは通常のワインよりも酔いやすいのでご注意を・・・



このまま他の産地も書き連ねていきたいところですが、長くなってしまうと読むのも疲れてしまいますのでここで一旦切りたいと思います。
続きは次回以降のにわかワイン講座でご紹介します。


また、しばらく先になるかもしれませんが一つ一つの地域をより深堀りしてご紹介することもできればと思っています。

それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。私は今夜、フランスワインを飲みながら嵐のコンサートDVDを見たいと思います。

コメント

  1. […] というわけでここから本題、ワインの話です。今日は第7回にわかワイン講座、前回の続きでフランスを知ったかぶる回の後編です。 […]

  2. […] 以前の記事で「お友達とは仲良く」というワードを使ったんですが、その時にふと思い出したことがあったので、今日はひとつ雑談を。先日、うちの長男が通う保育園のクラスに新しいお友達が加わりました。いわゆる「転校生が来た」というやつですね。私も小学校2年生の時に一度転校を経験しましたが、かなり緊張したことを覚えています。知らない場所、知らない先生、知らないクラスメイト・・・ […]

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