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パパの育児にスポーツ観戦を活用するメリット

パパの育児

我が家には保育園に通う子どもたち(むすこ、むすめ各1の兄妹)がいます。

自分で言うのも何ですが、これまでわりと育児に時間と労力を割いてきた私。

あまり育児が辛いと思ったことも無いんですが、唯一辛かったのはうちの奥さんが下の子を妊娠していた期間。

つわりが超絶酷くて、本当に何もできなかったんです。“食事はもちろん水も飲めない、あらゆる匂いがダメで私や長男が近くに寄るのも辛い”という時期がありまして。確か仕事も休んでたなぁ・・・

その期間の全ての土日祝日、ママが一人で家でゆっくり寝られるようにするため、長男と2人で朝から晩まで外出しなければならない生活をしていた時期があります。

所長
所長

家で遊んでいると、子どもは「ママ~、あそぼー!」ってなりますからね・・・

で、何が辛いかって予定が埋められないこと。

家の近くには公園もありますし一日遊んでいられれば困りませんが、当時は長男もまだ2歳、そんな体力も無いし、遊具を使えるわけでもないので時間がもちません。

街ブラや買い物に出るという手もありますが、抱っこ紐に子供を入れ、おむつやら着替えやら水筒やらたまま一日中歩き続けるのは大人側としても大変。あとベビーカーは階段やエスカレーター使えないし場所取るしで行動が制限され、地味にショッピングには不向き。あとやっぱりショッピングは超疲れる!

これらに替わる何かの予定(イベント)を組んで時間を埋めないと!と思っていたところでふと思いついたのがスポーツ観戦でした。

最初は「小さな子供を連れて行くのはどうなんだろう周りに迷惑かけないかな?」と思っていたんですが、これがびっくり殆ど問題も無く、これで私の休日の育児はかなり救われました!

ぜひ子育て中の皆さん(特にパパ!)に体感して頂きたいと思います。

何がそんなに良いのか?理由を連ねますね。

自分専用の椅子が確保できる

子連れでショッピングなどしていて一番辛いなと思うのが、大人が休む場所が無いということ。

子ども背負って歩き疲れた時にママやパパが座れる場所って、意外とあるようで無いんです。

ショッピングモールのフロアに椅子が置いてあることがありますが、休日の日中は空いていることなんてありません。フードコートで休もうとしても常に満席。何なら順番待ちで立って並ばなきゃいけない時だってあります。

しかしスポーツ観戦に行くと、必ず自分に割り当てられた椅子が必ず存在します。自由席だとしても、席数以上の販売は基本的にしないのでまず大丈夫。運よく隣が空いていれば荷物も置けます。

「自分専用の座る場所がある」、これは本当に大事!

子供が騒いでも周りは気にしない

よく考えれば当たり前なんですが、スポーツ観戦ってものすごい数のお客さんが盛り上がりますよね。

うちは主に野球、サッカー、バスケットボール、ラグビーなんかを観に行くんですが、得点が入った時、試合の局面が変わるときなどはいずれも音楽が鳴り響いたり、もっと言えば始終応援歌が飛び交ったりしています。コロナ禍になって声援は拍手に変わりましたが、それでも常に観衆から音が出ていることは一緒、というか、個々のお客さんは他人の出す音なんて気にしていません。

良い意味で子どもが多少泣いても騒いでも、誰も気にしません!

レストランや買い物のお店でこれをやられたら大変なんですが、スタジアムでは問題無し。むしろ周りの拍手や声援にかき消されるくらい。

ありがたい場所です。

写真はイメージです
飽きたら出歩ける

小さな子どもたち、勿論スポーツ観戦に行ってずーっと試合を観続けることなんてできません

でもスタジアムというのはチケットを提示して入場してから座席に行くまでに多くの通路があったり、最近では小さい子どもを持つファミリーを意識するチームも増えて、赤ちゃんでも遊べるキッズルームを常設している場所もあったりします。

そしてそもそも普段の生活では目にしないような巨大な建造物。子どもにとっては要塞やお城のように思えるのか、必ずスタジアム内散歩に行きたがります。

試合に飽きたらスタジアム内を散歩に出て各所を喜々として走り回り、そして子供が疲れたらまた席に戻って試合観て・・・みたいなことが可能な素敵な建物です(笑)

アレが飲める

これが一番かもしれませんが、「後ろめたさを感じることなくお酒が飲める」のも最高でした(笑)

例えば自分も家にいて、妊婦の奥さんがいる前で自分だけお酒を飲むのってどうでしょう?

ちょっと、後ろめたいですよね。

我が家も例に漏れず、彼女は元々お酒が好きなのに我慢していたので(妊娠中は飲酒欲が湧かなかったとは言っていたものの)、目の前で私だけプハーッ!とやるのはどうしても気が引けました(全く飲まなかったわけではないけれど)

そこでスポーツ観戦。

ママを家に置いて子供連れて出かけているという点では“育児”をしているはずなのに、心地よい風に吹かれながらお酒が飲めてしまうのが、このスタジアムという不思議な空間です。

例えば私と子どもだけでレストランに入り、私だけがお酒を飲んでいたら「え?あのお父さん、小さい子どもいるのに飲んでんじゃん!」ってなると思うんですけど、不思議なものでスタジアムではそういう雰囲気が無いんですよね。皆さん試合に集中してるんで他のお客さんのこと気にしないですし。

そもそも座っているだけで「ビールいかがですか~?」って売り子さんが来ます。(ここでは飲んでいいんですよ~、とでも言うかのように!)

そしてたまに「お子さんかわいいですね!」なんて言ってくれるわけです。

所長
所長

「お子さんかわいいですね」って言われながら子どもを膝に抱えて飲むビールは超絶美味です(笑)

まあ、さすがに酔っ払うわけにはいかないので酒量は抑えますが・・・。

なお、お酒に限らず最近のスタジアムグルメって結構進化していて美味しい食べ物や飲み物がたくさんあります。お酒を飲まない方でも、そういうイベントごとを楽しめるのも魅力だと思います。

結局、それなりの時間がかかる

時間がかかる、というとマイナスイメージかもしれませんが、

何だかんだでスポーツ観戦は試合だけでも2~3時間、往復の時間も含めると約半日分の時間を消費することになります。昼から出かけても帰宅は夜。

普段子どもに付きっきりのママを解放してあげて、例えば読書、昼寝、ショッピングやマッサージ、あるいはお友だちとのランチやお茶に使えるような時間をプレゼントしてあげると、喜ぶママは少なくないと思うんです。

そうです。WIN-WINです。






そんなわけで、育児におけるスポーツ観戦の有効活用、いかがでしょうか。

入場料など多少のお金もかかりますが、上でも書いた通り最初から最後まで食い入るように試合を観ることは不可能なので、座席は一番安価な席で大丈夫。

なお同じ理由で、自分の推しのチームの試合は避けた方がいいです。「試合の全てを観られるわけではない」ということを予め腑に落として臨めるゲームをチョイスすることも大事(笑)

遊び場としてのスタジアム活用、参考になればうれしいです。

それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。


アイキャッチ写真は今回の記事とは関係ありませんが、イタリア・ピエモンテ地方の白ワイン “LA RAIA” 。

柑橘の中にアプリコットのようなほんのり甘やか感のある辛口。飲みやすかったです。

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