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BAROLO ALBE

ワインレビュー

昨日の夜はこんな背景がありまして。

勝手にお祝い
長かったEURO2020も決勝戦。贔屓のイタリア代表が優勝。何のゆかりもないただのファンだけど今夜は勝手にお祝い。前回の宣言通り買ってきました・・・

子供たちが寝静まった22:30から晩酌スタート。

では、イタリア代表の優勝を祝して、カンパーイ!!

うちの奥さん
うちの奥さん

いや、別に私はサッカー興味ないんだけど・・・(まぁいっか)

お供はこちらです。
BAROLO ALBE(バローロ・アルベ)
(G.D.ヴァイラ_2016年)

イタリアワインの王。近所のワイン屋さんで6,000円でした。奮発!!
ネットだともう少し安いかもです。送料でトントンかな?

イタリア代表が優勝したからとっても美味しく感じて・・・みたいになると思っていましたが、

イタリア代表が優勝していなくても非常に美味しいワインでした。

ほれぼれするような鮮やかな赤色。←紫じゃなくて赤!

グラスに鼻を近づけた瞬間から鼻腔をくすぐるジューシーなサクランボというかイチゴというかそんな感じの香りに、とっても香ばしい木の匂い!

実はバローロを名乗るワインは製造工程において、最低2年間以上の木樽熟成(発酵後に木樽の中で寝かせる)をしなければならない決まりがあるんです。ちなみに樽の材質はオークが基本。

なのでワインにオークの香りが移るんですよね。上質な赤ワイン(≒値が張るワイン)にはこの特徴がしばしば見られます。樽で寝かせる分製造コストが嵩みますからね。

で、この「木の匂い」改め「樽香」が気持ちよくって、うちの奥さんが作ってくれた

蒸したササミとミョウガの和え物←最高だった!

をつまみつつ、録画していた“ニノさん”を2人で観ながら一時間で3分の2くらい空けてしまいました。

じゃ、私寝るわね~

で、ですよ!

私は家族全員が寝てから皿洗いを一気にやるのが日課で、普段だったらさっさと洗って寝るんですけど、

もう一度、

もう一度だけイタリア代表優勝の感慨に浸りたくて、


キッチンにタブレットを立てかけ、

WOWOWオンデマンドを起動し、

飲みかけのバローロを隣に置き、

試合のハイライトと表彰式を観ながら、バローロ飲みながら皿洗い開始です。

“最後のPKをドンナルンマが弾いた瞬間”“キエッリーニがアンリ・ドロネーカップを掲げた瞬間”

5回巻き戻しました。はよ寝ろや。

キエッリーニのキャリアに国際タイトルが加わって本当によかった!!

これを機にユベントス、そしてセリエAがどんどん強くなっていきますように・・・

なんてことを考えながらふとグラスに手を伸ばしたところで

あ、空いちゃった・・・



勝手にお祝いと称して買ったワインは勝手に無くなっていったのでした。

勝手にじゃなくてお前が飲んだんだろうがー!!

というわけでとっても美味しいワインでした。

バローロは贈り物にも喜ばれます。

私みたいな一般市民が日常的に飲むにはちょっとハードルが高いですが、自分へのご褒美やお祝い事などで、よかったら飲んでみてください。香りも味も、深みがあります。



それでは皆さま、本日も良い一日をお過ごしください。

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