このブログでも何度か書いたことがありますが、
不肖私・にわか所長、
サッカー大好き感を出しまくっていますが、実は高校まで野球をかじっていた元高校球児です。
なので、この時期は甲子園予選の結果(甲子園出場校)を結構気にしています。
特に気になるのは生まれ育った千葉県と、今住んでいる神奈川県。
先週、神奈川県大会の決勝戦がありまして、昼休みに9回の裏だけ見ることができました。観たのは10分くらいだったかと思いますが、その10分間に非常に濃密なドラマが・・・
0-0で後攻・横浜高校の攻撃。 先頭打者がライト線を破る二塁打。(無死二塁) 次の打者、送りバントを試みるも痛恨の3バント失敗で三振扱い。(一死二塁) 次の打者は強烈なライナーヒット性の打球を打つも東海大相模のライトがナイスキャッチ、ライトフライ。(この時点で二死) ヒットになると思って飛び出し、帰塁が遅れた二塁走者を刺しに送球。 「ダブルプレー成立で流れが相模に傾くか…」 と思われた瞬間、その送球が逸れて走者は無事生還。(二死二塁) どちらに流れが行っているのかわからない中、 次の右打者が確実にミートした打球はライト前へ転がり、右翼手の懸命のバックホームもギリギリのところで間に合わず二塁走者が生還。 試合終了。
横浜高校がサヨナラ勝ちをおさめ、甲子園に行くことになりました。
ホームベース上で抱き合い、狂喜乱舞する横浜ナイン。(どうやら下馬評は東海大相模が優勢だったみたい…?)
一方、守備位置から整列に動くこともままならず崩れ落ちる選手と、その選手を讃え抱きかかえる東海大相模ナイン。
この二校、だいたいどちらかの高校が勝つと
「強い○○さん(横浜なら「相模さん」、相模なら「横浜さん」)がいてくれたから目標にしてここまで来れました。そんな相手に勝つことができて嬉しくて…」
となる監督インタビューももはや恒例行事。
言わば絵に描いたような切磋琢磨。
こういうライバル関係って本当に素敵だなと思いながら画面を見ていたら、カメラがスイッチして映る
むせび泣きながら、かろうじて整列状態を保っている東海大相模ナインの姿・・・
おじさん、知らぬ間にテレビの前で号泣…
私は昔、横浜高校の近く(隣り町)に住んでいたことがあるので、どちらかと言えば横浜高校に親近感が湧くんですが、
「あと1点、あと1アウト取れていたら!」
という東海大相模の選手の悔しさを思うと、勝負事とはいえあまりに切なくて・・・
(9回裏に1-0サヨナラ負けの辛さったら無いんですよ!ホントに!!)
野球経験者なのに他人の野球ははあんまり観ないにわか所長ですが、
色んなドラマ含めて、高校野球は素敵だなと毎年感じます。
がむしゃらに青春を捧げる“邪念の無い頑張り”を見ていると、汚れた(⁉)オトナは心が洗われますよね!
今週末からはいよいよ甲子園。
平日は仕事だし休日はチャンネル権握れないからおそらく試合はほとんど観られないと思うけど
我々夫婦の毎晩の晩酌に熱闘甲子園をペアリングして、今年も毎晩泣かせて頂こうと思います。
コロナもあって大変な状況下での開催ですが、横浜高校も千葉代表の市立船橋←久しぶり!も他の高校も、出場する全ての選手がベストコンディションで試合に臨めますように。
それでは皆さま、本日も素敵な一日をお過ごしください。