およそ2ヶ月前に発行申請をしていたマイナンバーカード。ようやく受け取れる段階になったのですが、受取り予約(@区役所)を試みるも枠が埋まっていて1ヶ月先まで取れないと言われてしまいました。
そうえいばこの間別件で区役所に行った時にマイナンバーカード受取窓口に人が殺到していたのを見ていたことを思い出し、なるほどなぁと納得・・・
そこで別の場所にある臨時交付窓口を紹介してもらい月曜日に取りに行ってきたのですが、臨時窓口のカウンター15席に対して、来場者は私含めてたったの3人でした・・・。(あの区役所の行列は何だったんだ??)
何にせよ超絶スムーズに受け取ることができたので、よかったです。 (^_^)
さて、今日は「ワインの味と値段の関係」というテーマについて書いてみたいと思います。先にお詫びをさせて頂きますが、今日の記事は最終的に自己弁護に辿り着きます(この後読み進めて頂けるとわかるようになっています)ので、予めご了承ください。ごめんなさい!
さて、ワインは安いものであれば750mlボトル1本500円から、高いものでは100万円以上するものまで本当に様々なものが流通しています。とはいえ作り方は基本的には同じ。おおまかに言ってしまえばブドウを潰し、発酵、熟成、ろ過、瓶詰めしたら出来上がりです。
ではなぜこれほどに価格の差が出るのか。大きくはこの2点に尽きると言われています。
1.手間や時間をかけて作っている
上述の通り、ワインの造り方は基本的にどれも同じなんですが、例えば収穫において、毎年ブドウを手作業でひと房ずつ、きちんと実ったものだけを選んで収穫していくのと、機械でガサーっと無差別的に収穫するのでは、無論手作業の方が大変且つ時間がかかります。でも良いブドウのみ収穫しているので美味しいワインができる確率は高まる、という図式です。
また、発酵の前にブドウを少し密閉保管してみたり、温度管理をしてみたり、色々な手間のかけ方があります。また発酵後に樽の中で長く熟成させれば(ワインを保管し続けることになるため)そこには時間、ひいては保管料や状況確認の人手といったコストが発生します。
人手や手間、時間をかければ原価に響く。言わばものづくりの基本原則といったところですね。
2.希少性の高いブドウを使っている
希少性の高いブドウから造られたワインも高価格になります。「プレミアがつく」というやつです。かの有名な「ロマネ・コンティ」は文字通り「ロマネ・コンティ」という名前のブドウ畑で穫れたブドウから造られるワインなのですが、このロマネ・コンティという畑、実は1.8ヘクタールしかなくて、年間のワイン生産本数も6,000本程度と言われています。そこに世界中のワイン愛好家が寄ってたかるんですから、それはプレミアもついちゃいますよね。
因みに、2019年にUNFPA(国連人口基金)から出された発表によると全世界の人口が約77億人ということなので、その年にできた6000本のロマネ・コンティを入手可能な人はおよそ128万人に1人!!恐れ入ります・・・。
一般的に、製造過程で手間ひまをかけるとワインの香りや味に「複雑さ」が増すと言われています(ソムリエの方が良いワインをテイスティングすると「○○や○○、○○の香りが広がり、口に含むと今度は△△や△△の味わいが~」と実にたくさんのワードを瞬間的に導き出してきます)が、その複雑さを美味しい(好き)と感じるかどうかは人それぞれかと思います。
そして、ロマネ・コンティをはじめとするウン百万円、とは言わずとも数十万円クラスのワインを美味しいと感じるかどうかも人それぞれかと思います。今やお正月の風物詩ともなった「格付けチェック」でもそうですが、100万円のワインを飲んで酸っぱいとコメントする芸能人の方も多いですよね。もし自分があの場に立ったら、きっとその美味しさはわからないだろうなぁと毎年思います(笑)。
因みに、私は生牡蠣が苦手なのですが、焼き牡蠣や牡蠣フライといった火を通した牡蠣は大好物です。火を通して生臭さが消えつつも、少しだけ磯の香りが残ったあの塩梅がたまらなく、状況さえ許せば毎日でも食べたいくらいです。
あくまで私見ですが、牡蠣に合うワインの品種はソーヴィニヨン・ブランだと思っています。(←少数派の意見だとよく言われます。一般的にはシャルドネがオススメです!)
同じ牡蠣なのに何で!?とみんなから言われます。自分でも不思議です。
話が反れかけましたが、ある人が美味しいと思ったものが必ずしも自分に合う(美味しいと思う)かは、試してみなければわからないということになります。
にわかワインはじめま専科は、皆さんが「これが美味しい!」と思えるお気に入りを見つけてワインライフを楽しんで頂けたらいいな・・・との思いで、その手助けとなりそうなネタをこれからも少しずつご紹介していけたらと思っています。ご意見、ご感想など、問い合わせページからお寄せ頂けたらうれしいです。
因みに、先日行ってきたワインの勉強会でテイスティングをする機会がありました。生産国とブドウ品種は同じ「フランス産のシャルドネで造ったワイン」という2本が出てきて
・一方はわりと手ごろな1本1,500円程度のワイン
・もう片方はなかなか高価な10,000円クラスのワイン
と、格付けチェックさながらの構成でしたが、最初に美味しいと感じたのは安い方のワインでした。
一丁前にワインブログを書いていながらまだまだ修行が足りないことを痛感しました。(>_<)
あのワイン、美味しかったなぁ・・・
ちなみにこれです。↓
それでは皆さま、本日もよい一日をお過ごしください。
今日は花粉が多いので、私は仕事場に籠ります。
コメント
[…] ↑これについては以前「味と値段は比例するのか」という記事も書いていますので、よかったら覗いてみてください。 […]