もうすぐクリスマスですね。
今年は24日が金曜日、25日が土曜日なので、お仕事の後に外食の予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
12月24日って、昔は私も毎年うちの奥さんと外食していたような気がします。初動が遅くてお目当てのお店の予約が取れず、気まずい思いをした過去もあったような…

子供が産まれてからはチェーン店のフライドチキンを予約する生活に早変わり!
今年も家族でチキン頬張ります。(それはそれで楽しいです)
クリスマスのチキンにしてもお正月のおせちにしても、特定の日に食べる特定のごはんって、何だかいいですよね。
ちなみに、クリスマスにお家でワインを飲もうとお考えの方、手配がまだだったらいいお店ご紹介しますよ!(笑)
今日中のご注文ならクリスマスに間に合います!と言いたいところですが、お届けする場所にもよりますからあまり勝手なことは言えませんね…💦
さて。
数年前まで全くワインを飲まなったのに今では一日一本ボトルが空くような生活をしている私(人生何があるかわかりませんね!)が、ワインを仕事にし、ワインの勉強を始めて気付いた“ワイン界あるある”がいくつかあります。思いついたので書き残しておきます。
言ってしまえば“にわかワイン通にちょっと近づく豆知識”的なこと。
その一つが、
シャンパーニュ。

シャンパーニュというのはフランス語。というかフランスの中央やや北部の地名でして、そこではある有名なスパークリングワインがたくさん造られています。言わずもがなシャンパンです。(シャンパーニュの英語読みがシャンペェイン?的なことで、和製英語でシャンパンとなっている…はず)
フランスにワイン法という法律があり、シャンパーニュ地方のブドウを使い、シャンパーニュ地方で特定の工程(ここでは詳細に触れませんが瓶内二次発酵という製法)を採用して製造されたワインのことを指す、と定められています。
シャンパーニュ地方で造られるワインなのでシャンパン。
わかりやすいですね。
世の中で広く「シャンパン」の呼称で親しまれているこのスパークリングワインですが、ワインを勉強した、あるいはワインの仕事をしている人たちはほぼ100%の確率で
シャンパンのことを“シャンパーニュ”と呼んでいるんです。
理由は定かではありませんが、みんなそう言ってます。文献に書いてあるから自然とそうなっていくのかな?
かくいう私も、気が付けばシャンパンのことをシャンパーニュと呼ぶようになってしまいました。
場所の名前もシャンパーニュ。ワインの名前もシャンパーニュ。
シャンパーニュ地方でできたシャンパーニュという名前のワイン。てことですね。

実はシャンパーニュに限らずワインの名前というのは、原産地呼称という制度が定着している歴史もあってか、地名がそのままワインの名前になっていることが多かったりします。
クリスマスにレストランでワインを飲もうとお考えの皆さま。
もしディナーでの最初の一杯にシャンパンをオーダーするご予定でしたら、
「シャンパン」を「シャンパーニュ」と言い換えてみてください。
「シャンパーニュはありますか?」
「このシャンパーニュを頂けますか?」
これだけで、ちょっとカッコいい響きになります。
そんなわけで軽めの内容になりましたが、来るクリスマスのご参考になればうれしいです。小話のネタにもどうぞ。
それでは皆さま、本日もよい一日をお過ごしください。